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枯れ専・渋専情報まとめました

【枯紳士名鑑】浜先生


【枯紳士名鑑】とは

映画、漫画などから枯れ具合にかかわらず50歳以上のキャラクターをピックアップ。
おおまかなプロフィールと「健康」「頑固」「お茶目」「善」「特別項目」からなるグラフで、好きなタイプのキャラクターを探す際の参考となれば幸いです。



こんばんは、しらふじです。

映画、漫画からの紹介が多い枯紳士名鑑ですが、
今日は小説からピックアップ。

とりつくしま (ちくま文庫)

とりつくしま (ちくま文庫)

 

歌人東直子さんが書いた小説です。
歌人仲間の穂村弘さんとの対談もあったので載せておきます。

筑摩書房 とりつくしま 発刊記念対談 穂村弘+東直子 1/4

死んでしまったひとが、この世にあるなにかのモノにとりつくことでもう一度この世を体験できると言われ、
思い思いのモノにとりついて、生前愛したひとたちを見守る短編集です。
「憑りつく」と言っても怖い話ではなくて、寝る前でもリラックスして読める作品です。

とりついても、もう話すことも動くこともできなくて、本当に見守ることしかできないけれど、それでも必死に何かを伝えようとするモノたちの気持ちが綴られています。

今回取り上げる浜先生は「白檀」というお話の中の登場人物です。
主人公は書道家の浜先生の弟子で、先生の扇子にとりつきます。
夏が終わる前に読んでみるといいかもしれません。

【名前】
浜 司郎
【年齢】
60歳くらい?
【職業】
書道家
【眼鏡】
特に記載なし
【髪】
きっちり整えられている
【体型】
特に記載なし
【俳優】
映像化なし
【恋愛】
優しくて賢い奥様と穏やかに暮らしている
主人公の気持ちに気づきながらもあくまで書道の弟子として大切にする


では、グラフです。
健康、頑固、お茶目、善、そして各キャラクターの特別項目を10点満点でつけていきます。

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健康:7
元気そうです。クーラーの風が苦手で主人公からもらった扇子を愛用。ときどき出てくる汗の描写が…くっ…!

頑固:3
大学を中退して、先生の家の近く部屋を借り、弟子入りしたいという主人公を驚きつつも受け入れてくれます。
死後、なにかしらの思い残しから「憑りつく」という時点で、かなり愛情が濃かったり激しいフェチズムを感じるお話が多いのですが、この「白檀」の主人公もなかなかアグレッシブです。

お茶目:5
未知数。でも上質なユーモアをもってそう。

善:9
雰囲気は本編を読んでいただいた方がいいように思いますが、主人公と先生、奥様と先生のそれぞれの距離感がとても素敵でした。10にはなれないけど向き合い方で9まで高める、というスタンスを感じました。

和:10
着物、書道家、扇子、白檀の香り…
いいんですか?!こんなにもらってもいいんですか?!?!みたいな気持ちです。書道家ってもうずるいっていうかファイナルアンサー、サンキューって感じですね。

・・・

すごく好きな小説だったのでご紹介させていただきましたが、やはり短編だとちょっと情報量が少なめになっちゃいますかね。
次回はなににしようかなぁ。

そろそろまたアンケートもちょっとやりたいです。
その際はご協力いただけたら嬉しいです。

では、おやすみなさい。